現在のトナー市場を分析
プリンターに使用するトナーに関しては、何かと物議を醸していることはご存知だろう。純正品か、輸入順製品か、それともリサイクルトナーか、といった具合に選択肢が多い。そうした流れは確実に業界バランスに大きな影響をもたらし、同時に新しい模索を企業にも提示するところまで来ている。ここではそんなプリンターのトナー・インク事情を考察していきます。

承知して購入する必要がある

メリットだけに囚われないで

買物をする時、どうしても購入者としては良いことしか考えないものです。安いからいい、といった理由で選んで購入してみると半月もしない内に商品が壊れてしまった、といったケースはそこら辺に転がっている。安価ということはその商品の品質もその程度ということ、それを承知している人などむしろ少数だ。それこそ100円ショップで売られている物を過度に信用しすぎて、すぐに壊れたことを激昂して店舗に怒鳴りこむ、なんていう人も何処かにいるかもしれません。そういう人に限ってお金を払っているんだから自分は偉いんだ、といった立場を利用した架空の上下関係を持ちだしてくるので、色々とトラブルが起こりやすい。

リサイクルトナーにしてもそう、コスパが圧倒的に良いという理由で選び、購入した後にプリンターに不具合が出てもそれはしょうがないこと。またメーカーが純正品以外のものを使用した場合、保障の対象外とするという旨を発表していることも知っておかなければならない。デメリットを知ることは悪いことではなく、むしろ知っておくことで覚悟をしておかないと行けないという意味合いで捉える。そうすればある程度納得して購入するか否か、その決断も下す事が出来るのだ。

プリンター使ってますか?

リサイクルトナーのデメリット

リサイクルトナーのデメリットについて、確かにここ数年間の間に品質面は劇的に向上している。それこそ純正品かと思えるくらいにまで発達しているのだから、その点は流石といったところだ。日本もそうだが、アメリカやヨーロッパといった世界各国で使用されているプリンターのトナーはリサイクルされたものを使うのは当たり前、という風に考えたほうがいいのかもしれません。そうした市場の動きを理解した上で純正品にするかリサイクル品にするか決める事になりますが、改めてデメリットとはいかなる点で挙げられるのかを考えてみよう。

不具合が起こりやすい

よく言われているリサイクルトナーのデメリットといえば、『使用したらデメリットが起こりやすい』という点でしょう。ただこのケースに遭遇したという人はかなり稀なケースだ。それもそうだ、何せリサイクルトナーを使用して不具合が起こる確率は『2~3%』と9割以上の確率で起こらない方に傾倒しているのです。もし出くわしてしまったらご愁傷様、という意味が理解できるはずだ。レアケースに立ちあうとは本来良い意味で捉えていいはずなんですが、この場合は正直発生してほしくないところだ。

しかしだ、実は純正品にも不具合が起こる可能性があって、リサイクルトナーよりも引くとはいえ『1~2%』とこちらも極小の可能性で示唆されています。要するに、新品のトナーを使用して機器に不具合が生じるのはほぼないと見て問題ありません。

色合いの問題

不具合と同様に囁かれているリサイクルトナー特有のデメリットといえば、やはり『色合いが微妙に異なる』というケースだ。このデメリットについてはほぼ、利用者が最初に遭遇しやすいケースとなっており、リサイクルトナーを使用して失敗したと感じる要因を生み出すものになっています。プリントした用紙の色が微妙に違っている、こだわらない人にしたら多少褪せていたり、濃かったりしても問題ないと見なす人もいるかもしれませんが、仕事だったらそうはいきません。

大事なデザインの印刷をしてもし色味が異なるようなら、自分の求める作品が出来上がらずにトラブルとなってしまう、なんて事になりかねないからだ。それはそれでかなり危ういと言えるでしょう。

モノクロについては

色味の問題は特にカラー印刷に使用するトナーに起こりますが、それに対してモノクロ印刷で使用する黒のトナーについてはほぼ同じとなっている。だからこそ、現在の需要でも黒のトナーが圧倒的に人気を博し、リサイクルトナーでも黒のトナーで済ませているという人が多いのだ。色味の問題が出て買い替えなくてはならない場合もあるカラーよりも、まだ少し色褪せてはするけれど大差がないと感じるほど、黒色のリサイクルトナーが人気を呼んでいる。

トナーを探してるあなたへ

リサイクルトナーの使用を検討するなら

年々カラーのリサイクルトナーを使用する人も増えつつありますが、モノクロのトナーと比べると圧倒的に差が出ている。増加の傾向にはあるものの、これから先もずっとその調子が続くかどうかは色味の問題を解消できるかが鍵といえる。

リサイクルトナーを使用している人も、モノクロならリサイクルトナーで、カラーなら純正品の忠実に色を再現してくれるトナーで、そういった使い分けをしている人もいるでしょう。あくまでケースの話だが、使い方によってはそんな賢さを発揮して利用するのも悪くはない。ただ安いとそれなりにリスクもある点を承知していないと後から痛い目を見たところで誰も助けてくれない、という事も念頭にいれて購入しなければなりません。