現在のトナー市場を分析
プリンターに使用するトナーに関しては、何かと物議を醸していることはご存知だろう。純正品か、輸入順製品か、それともリサイクルトナーか、といった具合に選択肢が多い。そうした流れは確実に業界バランスに大きな影響をもたらし、同時に新しい模索を企業にも提示するところまで来ている。ここではそんなプリンターのトナー・インク事情を考察していきます。

改めてまとめてみる

トナーについてまとめてみる

純正品トナーとリサイクルトナー、そのどちらが良いのかという話に結論を下すとするなら、答えは『ない』といった方がいいだろう。純正品にこだわっている人もいれば、安くて使いやすいものをという点でリサイクルトナーの使用が良いと答える人もいるでしょう。純正品かリサイクル品か、どちらが良いかという問題に対してこう言えば誰もが納得できるのなら、そもそもメーカーが積極的なリサイクル品の販売着手することもなかっただろう。

そうした意味でもこれらの市場は今後も伸び続けると、そういうことを意味しているのです。では改めて純正品とリサイクル品、それぞれのトナーのメリット・デメリットを抽出して話をしてみよう。

プリンター使ってますか?

それぞれのトナーの長所・短所

純正品トナー

メリット
  • ブランドという安心感
  • 保障期間内であれば無償修理可能
デメリット
  • 単価が高い
  • コスパが悪く、あまり印刷が出来ない
  • 生産終了した型番は、手に入れられない

リサイクル品トナー

メリット
  • 単価が純正品よりも安く、コスパに優れている
  • 物によって品質は純正品と同等レベルとなっている
  • 再生品であれば、エコにもなる
  • 生産終了した型番も手に入れられる
デメリット
  • トナーによって品質に差が生じてしまう
  • 保障期間内であろうと、無償修理が断られる可能性もある

気になること

こうしたメリット・デメリットを意識して調べていくと、どうしてもしたくなる行動について話をしてみたい。安い商品を見つけると、いくつも購入しておきたいと考える人はいるでしょうか。リサイクル品ともなれば純正品よりも半額、物によっては半額以下で売られているケースもあるので、お得感をそそられる人がいるかもしれません。ですが品質などを考えると本当にお得と考えられるか。故障するリスクを考慮するとたくさん買っておく必要は基本的にありません。トナー単体でも純正品であれば1台でおよそ2,500枚以上印刷でき、それはリサイクルトナーにしてもそうだ。

リサイクルトナーの品質も向上し、保障も充実しているとなればいくつか購入してストックしておくのもいいではないか、なんて考える人も出てくるかもしれませんが、トナーの買い溜めはあまり勧められていません。それはどうしてかというと、トナーという商品が非常にデリケートな物だからだ。

トナーの消費期限

食事関係の期限を例として挙げるなら、トナーは大体『消費期限』という分類に分けられるだろう。その最もな理由としてはトナーは『1年ほどで品質が劣化してしまう』という欠点を抱えているからだ。実際にトナーが安かったからと購入してそのまま放置していれば、トナーは経年劣化を起こしてしまうので劣化したトナーを装着して使用すると印刷結果がよろしくないことになりかねないのです。その点についてはメーカーからも情報発信されており、寿命設定もされているのでそれよりも早く使いきらなければ印刷の質を下がってしまいます。

またトナーの消費期限と同時にストックしていていた商品がもし劣化したまま気づかずに使用すると危ないのが、保障の問題だ。

劣化したトナーは保障対象外

1年間という期限内で使いきらず、未開封のまま放置されていたトナーを使用してトラブルが起きた場合、なんとメーカーにすれば消費期限が切れたものについては保障対象外としているところが非常に多いのです。使用できなくなった上、知らずに使って壊れたりした場合には本来使えるはずの保障が伴わないとなったらやるせない気持ちになってしまいます。

まとめて購入する場合、やはり期間内で使い切れるくらいに印刷する予定を持っているかどうかが焦点になる。その予定がないまま購入して押し入れの中などに置きっぱなしにしていたら、お金を溝に捨てているも同然なのです。

トナーを探してるあなたへ

安ければいいというものではない

安くて購入し、そのまま備蓄しておけば良いというような通常考えられるものではない。食料品にしても買いすぎは禁物、安くて買っても使いみちがなければ腐ってしまえば後は捨てるしかありません。トナーというのも消費期限が短めに設定されているので、その期間内に消費し切る事が出来なければ不要なストックは控えなくてはならない。何事も適度というものがありますが、リサイクルトナーのようなものでも買っておけば後々購入する必要もない、ということはないのだ。